Posted by じぇふりぃちゅうぶ on March 25, 2005 at 06:42:41:
今度の土曜日から公開される映画「アビエイター」に、データことブレント・スパイナーが登場しますので報告します。
個人的に言いますと、本来は「エイビエイター」と表記すべきとは思いますが、その辺の事情は置いておきます。
スパイナー氏の役は、ロッキード側の人間としてディカプリオが扮するハワード・ヒューズに、コンステレーションと言う美しい旅客機を売り込み来る役を演じています。但し台詞が有りません。多分30秒位しか登場しなかったと思います。
ハワード・ヒューズと言う人物は、日本では知られていませんが、希代の変人にして極度の潔癖性の飛行機オタクです。私は、職業柄それなりの知識を持っていますが、TWAを率いてあのパン・アメリカン航空と張り合って世界にアメリカの航空ネットを広げた人物です。
映画として観るべきポイントは、2つ有ると思います。一つはシコルスキーSー38だと思いますが、古き良き時代のアメリカを代表する飛行艇の実際の飛行シーンが観られる事。それとFー12と言う高高度偵察機の良く出来たプロップが登場する点です。
でもそれが飛行するシーンになると、いきなりCGになります。現在公開中の「ローレライ」もそうですが、CGは相当に作り込んでも単なる絵にしかなりません。実感に欠ける事甚だしいので、そのシーンは観なかった事にして下さい。
アカデミー賞の本命とか書かれていましたが、私は最初から無理と思っていました。格調は高いですが、内容が無いです。それに長い!
以上、コンステレーションと言う美しい飛行機を一度で良いから操縦してみたかった、飛行機オタクから送る、飛行機が好きな人にのみお勧めするする映画の情報でした。